あばら骨について

あばら骨とは肋骨(ろっこつ)の別名です。ほとんどの脊椎動物(せきついどうぶつ)には肋骨があります。人間のあばら骨(肋骨)は全部で24本あり左右に12本ずつあります。あばら骨は外からの衝撃から内臓を保護するという役割や呼吸運動を調整する役割を持っています。あばら骨は胸部を強打などして外からの衝撃を受けたときや咳(せき)・くしゃみが続くときやゴルフのスイングのしすぎなどで疲労骨折(ひろうこっせつ)を起こすこともあります。疲労骨折とは骨折を起こさない程度の負荷が、繰り返し加わった場合に生じる骨折のことです。あばら骨(肋骨)はとても骨折しやすい、ひび(ヒビ)の入りやすい骨だといわれています。これは一本一本が細く衝撃に対して弱いため骨折しやすのです。

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あばら骨の骨折やひび(ヒビ)の症状

あばら骨(肋骨)の骨折の症状は意外とわかりにくかったりする場合があります。肋骨骨折の症状がもしかして筋肉痛かな?という程度だったりするからです。肋骨骨折の症状としては、筋肉痛のような痛みが1週間ほどでは痛みが引かず、2週間、3週間と続く場合には肋骨骨折を疑ったほうがよいと思うので、病院で診察してもらいましょう。その他の症状としては、骨折した場所に強い痛みがある、深呼吸や咳・くしゃみで痛みが強くなる、骨折した場所を押すと強い痛みがある(圧痛)、骨折した場所から離れた胸を圧迫しても、痛みが出るなどがあります。強い外からの衝撃で発生した場合には、肺の損傷を合併している場合があります。肺の外に空気がもれる、気胸(ききょう)になった場合、呼吸がしにくくなるといった症状が現れます。胸のなかに血液がたまる血胸(けっきょう)などを合併している場合もあるので注意しましょう。

診断と治療方法や応急処置の仕方

診断は胸部と肋骨のX線検査を行います。X線検査行っても骨折だとわかりにくい場合があります。肺の影と重なったり、肋骨同士が重なったりするためです。肋骨の前方部分は肋軟骨となっていて、肋骨の前方部分の骨折はX線検査では確認できなかったりします。治療は単なる肋骨の骨折やひび(ヒビ)であれば、消炎鎮痛薬の内服、湿布などで経過を見ます。痛みが強い場合はバストバンドなどの胸部を固定する簡単な装具で圧迫固定をするなどで様子を見ます。多くは数週間で症状が軽くなります。肋骨や胸骨の変位が高度な骨折では、外科治療(手術など)が必要になることもありますが、稀です。応急処置としては、胸部を厚手のタオルなどを当て、三角巾などで巻いて軽く圧迫するれば痛みがを軽くすることができます。

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